「ほっ」と。キャンペーン

お裁縫にハマる

予定日一週間前になりました。

毎日時間がたっぷりあるので、産休に入ってからお裁縫を少しやってみました。
私の今までのお裁縫レベルは「取れたボタン付け」のみ。
別に趣味でも無く、全く上手くもありませんが、出来上がったものが手元に残るのはけっこう楽しいなーと思い、意外にもいろいろ作りました。


最初に作ったのは”クッションカバー”。
部屋を整理したいな~と前々から思っていて、休暇に入ったばかりのときに北欧特集の雑誌を古本で集め、「部屋を北欧インテリア風にしたい!」とモーレツに読み漁りました。
仕事に追われることなくカフェでまったり雑誌読む、というのは休暇前の憧れだったりして、何だか優雅な気分に浸りつつ…。

そして、北欧ブランドの玄関口たる"marimekko(マリメッコ)"の布地でクッションカバーを作り始めたわけです。

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柄は”KOMPOTTI(コンポッティ)”という、果物を模した柄。
まっすぐ縫うだけですしね。ファスナーとかボタンとか使わないレシピを見ながら作ったので、本当にまっすぐ縫うだけでした。
やってて気づいたこと。
「ただまっすぐ針を運ぶだけの作業がわりと好きかもしれない…。」
昼ごはん食べた後に縫い始めて、気づいたらあたりが真っ暗になってたりして、ただただチクチク縫ってるだけの作業にここまで集中するとは思いませんでした。

(なお、私が購入した通販サイトでのマリメッコの布地のお値段は50cmで3,500円。既製品のマリメッコのクッションカバーは5,400円。あんまり変わらないので、同じ柄の既製品がある場合には、普通に既製品をご購入されることをオススメします。。。)


次に作ったのは”ティッシュボックスカバー”。
クッションカバー作りが思いのほか楽しく、余ったマリメッコの布地で小物作りたいなーと思い、ティッシュボックスカバーを作り始めました。

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マリメッコの布地は大柄のものが多いのであまり小物には向いてなさそうなのですが、私が買ったコンポッティという柄↑は比較的細かい柄なので、なんとか柄が分かる程度に作ることができました。

そして、”PUKETTI(プケッティ)”という柄でもう一個↓

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この頃、マリメッコのウェブサイト見るだけでもけっこう楽しくて、ついには知り合いが家を新築したお祝いにマリメッコのランチョンマットをプレゼントしたりもしました。(もちろん手作りじゃなくて既製品の方で…。)
そのランチョンマットは”Pieni Siirtolapuutarha(ピエニ シイルトラプータルハ)”という市民菜園を模した柄だったのですが、デカデカと思い切りいい花の絵や、思わず目をひかれる派手な色使いが気に入ったので、今度はこの柄でまたクッションカバー作りたいなぁと思っています。
それに、マリメッコの布地はこうした大胆なものが多いので、子供がこうした柄を見ながら育ったら、刺激になっていいんじゃないかな、とも思いました。


その後しばらくは出産準備品の購入や家具の購入、部屋の整理、あっちのものをこっちに置いて…、などなどに明け暮れ、それらが落ち着いたあたりから、またお裁縫を再開。


次は赤ちゃんのための”帽子”。”チューリップハット”と呼ばれる形のもの。

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型紙は本から探し、布地は”コトリエンヌ”というウェブサイトで購入しました。
布地探しは楽しいですね。
ブルーにするか、黄色にするかでまず迷い、ブルーだと少し寒そうだったので黄色に決め、黄色も明るいレモンイエロー調にするか、少し渋いマスタードにするかで迷ったり。最終的にマスタードにし、紐も合わせて茶色にしました。

裏地はこんな感じ。リバーシブルで使えそう。
ただ、表地に合わせて糸もマスタード色で縫ったので、裏側だとその糸の色が多少目立つんですね(縁のあたりとか)…。表地と裏地はそんなことも考慮して、似たような色合いを選ぶ方がよかったのかな。

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作ってみたらけっこうサイズ大きかったので、すぐには使えないかもしれない(笑)。


そして、その次には赤ちゃんの”にぎにぎ”。
短時間で出来上がるので、いっぱい作ってしまった…。

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でも何よりも一番難しかった…。
玉止めとか見えるとこや、いびつな形の部分、いっぱいあります。。。既製品のにぎにぎってすごいなー…と思いました。プロってすごい。

ちなみに、最初に作った一個目はこれ。

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仕事から帰ってきたダンナさんが、
「何だか分からない感じがすごいイイ。」
と妙に気に入っていて、笑いました。
クマのつもりだったんだけどね。。。

にぎにぎについては、特に参考にしたレシピもなく、ネットでにぎにぎの画像検索をして、そこにあるたくさんの画像からなんとなく「こんな感じかな?」と型紙を描いて、切り抜いて作ってみました。
でも型紙で予定した通りの大きさにはならず。なぜか、出来上がりは予想よりも小さく出来上がる傾向にあります。
最初にできた一個目は当初の予定よりもずっと小さめな感じに仕上がったため、入れようと思っていたプラ鈴が入りませんでした。
そう、これらのにぎにぎ、ただ握るだけで音鳴りません(笑)。
音が鳴るのは、プラ鈴が入っているトリと、鳴き笛が入っているゾウのみ。

また、中表にして縫っていき、最後に返し口を5センチ程度残しておいて裏返しますが、残した返し口が小さくて裏返せなかったりして。。。
それに、その返し口も、どの部分に返し口を作るのがよいのか、最初はよく分かりませんでした。
特にドーナツ型の場合、
「ドーナツ部分を切らずに裏返すことができるのか!?」
どうしても作る前には分からなくて(幾何学の問題??)、
「私、理系じゃなかったっけ…?」
とか嘆きました。
まぁでも今では作ってみて、「ドーナツ部分を切らないと裏返せない」、と分かりましたが、縫い物は、最終形を想像しながらレシピを作ってる人は相当幾何学に長けてるな、としみじみ思いました。
世間の縫い物作家の方々を尊敬。


服とか作れたらそれこそすごい楽しいかも、と思っているのですが、手縫いで服作りはさすがに大変かな~と思って挑戦できてません。
お裁縫始めるときにミシンを買うか迷ったのですが、もともとそれほど裁縫の趣味があるわけではないのでモトが取れるほど使わない気もして、今のところ手縫いしてます。(ベビーが産まれてからもお裁縫するのかな…?その辺見極めてからまた考えよう…。)

 

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# by tsutsumi_t | 2016-12-14 16:21 | わたしのこと | Comments(2)

フィリップ・ドゥクフレ カンパニーDCA『CONTACTーコンタクト』 2016年10月29日(土)

少し前になりますが、フランスの振付家フィリップ・ドゥクフレとそのカンパニーDCAによるダンス公演『CONTACTーコンタクト』を、友人のタケさんと観てきました。
古典作品『ファウスト』をモチーフにした、歌あり、踊りあり、コントあり、アクロバットあり、何でもありな、ポップなミュージカル。

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フィリップ・ドゥクフレ氏…、1992年のアルベールビル冬季オリンピックの開会式・閉会式の演出を弱冠31歳で手掛けた才能ある振付家、とのことですが、正直なところ事前には知りませんでした。この公演についても、全く情報を掴んでませんでしたが、友達のタケさんにお誘いいただいたとき、
「彩の国さいたま芸術劇場は、見に行くと大抵満足できるし^^」
と思って、即、ご一緒することにしました。

改めて、彩の国さいたま芸術劇場の舞台、小さめの規模、それでいてトイレやクロークが整っている感じ、 無駄な装飾の無い内装、いい感じの劇場だなーと思います。
惜しいのは、周囲にカフェが無いこと。待ち合わせに使ったり、観た後に友達とおしゃべりしたり、そんなカフェがあるといいのになー。

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さて、『CONTACTーコンタクト』。
あまり深く考えず、その時その時の掛け合いとか、フランス語の響きのオシャレな感じとかを味わいつつ、楽しめました。
ただ、もう見始めてすぐ、

「あー、この感じ、ピナ・バウシュだー…」。

レトロなワンピースにハイヒールの女性ダンサーが 、踊りつつ、歌いつつ、ナンセンスなセリフを繰り返し発したり、とにかく意味分かんない感じ。
もろ、ピナ・バウシュ意識してるなー、と思いました。

もちろん、演出家の言葉として「ピナ・バウシュへのオマージュの気持ちを作品にしたい」とパンフレットにも書いてあったので、心の準備はできてたのだけど、
「未だにヨーロッパではピナ・バウシュの喪失感が漂ってるのかしら…?」
と意外な気がしました。
ピナ・バウシュが亡くなってから随分経ったような気がしていたので。

日本で何かの展示のムービーなどで見るピナ・バウシュの作品は、美しいシーンだけが切り貼りされていることが多くて、「あら、ステキ!」なんて思ったりするのですが、いざ、舞台でピナ・バウシュの作品をフルレングスで見たりすると、「???」なナンセンスなシーンや、全く音楽性の無いもの、がひたすらひたすら続いて、果てには飽きてしまうことも多々あります。
ロンドンで公演を見たときには、観客が途中で帰ってしまったり、ヤジが飛んだりすることもあったっけ…。

ただ、そんなノリも久々だと懐かしい。
『CONTACTーコンタクト』は長すぎないので、ピナ・バウシュ食傷気味にもならず、フレンチなおしゃれアレンジを楽しむことができました。


そして、この作品のモチーフは『ファウスト』です。
『ファウスト』…。これまた、苦手分野なんですよね。。。
ヨーロッパの舞台作品や映画などで、何らかの形で『ファウスト』を引用してたりする作品って、とっても多い気がします。
そして観るたびに、
「あれ?ファウストってどんな話だっけ…?ゲーテ?えー、長そう。。事前に読むって無理ー。。。」
と、いっつも思ってます。
我々日本人には『ファウスト』って題名くらいしか知らなかったりして、全く馴染みが無いんですが(って、ちゃんとした演劇人や舞台関係者は勉強してるのでしょうけど)、でもヨーロッパでは相当な数の作品の題材になるほど浸透してるんですよね。たぶん彼らにとっては、『ファウスト』って、日本人にとって『ドラえもん』くらいの感じで、すごく身近なんじゃないかな。
ファウストの欲望をかなえるメフィストフェレスは、日本人にとっての”ドラえもん”なのではないでしょうか。ちょっと軽すぎるけど、そんな理解です。

 



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出産したらなかなか劇場に行くのは難しそうなので、この舞台が見納めかな。しばらくお預けになりそうです。
臨月も正産期に入り、ドキドキしながら過ごしています。
ちょっと前までは近くのショッピングセンター内のスタバまで歩いて行って、カフェで本読んだりすることができていたのですが、最近はそれも苦しくなってきました。
買い物はネットスーパーを使い、日中は慣れないお裁縫をしてみたり、家の中を整理したりしています。



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# by tsutsumi_t | 2016-11-30 18:25 | ダンス | Comments(0)

マタニティ用品、気に入ったもの

予定日一か月前となり、そろそろ臨月間近!マタニティライフもあっという間です。

産休に入ってから一か月、出産準備品を揃えていました。
なんか慣れたように『出産準備品』なんて書きましたが、出産・育児にあたり、必要なものをあらかじめ揃えておくことで、各メーカーやベビーグッズ店が各々リストを出しています。
重要度ごとに★マークの数を付けていたり、赤ちゃんの産まれる季節ごとにリストを分けてあったり、各社いろんな工夫が・・・。

休みに入るまで何にもしてなかったので、少々遅ればせながら、この一か月ものすごい勢いで買い物しました。
基本的には、荷物を運ぶのがもう大変なので、Amazonやアカチャンホンポ、西松屋などのオンラインショップを見ながら、口コミを調べてポチッとしていく感じで。

で。
口コミを調べるとき、オンラインショップのページ内にある口コミもすごく参考になりますが、ブログとかで詳細に発信されている人のページもすごい参考になりました。
私もそろそろ終わりに近づいているマタニティライフを振り返りつつ、(少ないけど)マタニティ用として買ったもののレビューを残しておこうかな、と思っています。商品名を検索した人が、読んで参考になればいいかな~という感じです^^

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【妊娠初期】

erbaviva(エルバビーバ) 『STMクリーム』

エルバビーバ ストレッチマーククリーム 125ml

スタイラ



妊娠線予防のクリーム。
妊娠して初めて買ったマタニティ用品ってこれかも・・・。妊娠4か月に入ったときに買いました。

新宿のルミネに"John Master's Organics"(有名ですが、オーガニック系のスキンケア・ヘアケア用品のお店)が入っていて、インテリアがシンプルでキレイなので、ここの前を通るたび興味を持っていました。
ダンナさんの弟くんの奥さんが妊娠したときに、妊娠中でも安心して使えるバスソルトを探していて、ここのお店に置かれていたerbavivaの『マミーミルク バスソルト』をプレゼントしたのが、ここのブランドを購入した最初。
それ以来、たまに友人へのギフトなどに使っていましたが、高いから自分用には買うわけにいかず、
「でもいつかは自分に欲しいなぁ~~」
と思ってた・・・、というところでしょうか。

妊娠中も仕事はずっと忙しかったので、毎朝気分がアガるものが欲しい~~と思っていて、このSTMクリームは、バッチリ、役目を果たしてくれました。
朝シャワー派なのですが、シャワーの後にお腹にくるくる塗るとラベンダーやローズの香りがふんわりとして、気分が爽快になり、「さー、今日も一日がんばろうねー」とイイ一日のスタートが切れました。

もちろん、9か月終り頃になった今も、妊娠線はできていません。

※ちなみに、このクリームは7か月が終わる頃に使い切ってしまい、その後、同じerbavivaのSTMオイルに切り替えました。オイルは伸びが良いので、お腹が大きくなった今、使い勝手が良いのですが、香りはクリームの方が良かったな~なんて思っています。




【妊娠中期】

無印良品 『オーガニックコットン混レース付きハイライズショーツ』
無印良品 『ストラップオープンタイプ ブラジャー マタニティ』


(C)無印良品

そろそろお腹も少しずつ大きくなってきて、普通のインナーがきつくなり、最初買ったのはワコールなどのブランドのブラ&ショーツ。デザインも普通のインナーと大きくは変わらずレーシーな感じでしたが、サイズの選び方が良くなかったのか、あまり着心地というかキツさは改善せず・・・。
雑誌のたまひよの通販で売っている比較的安価なものも買ってみましたが、ヨレやすく、着心地もいまいち・・・。
最終的に落ち着いたのが、"無印良品"でした。

妊婦用のボトムスやショーツって股上深めになっていて、ゴム部分がおへそより上・胃の下あたりに来るようになっているのですが、私はこれが何となく苦手で・・・。

無印良品のハイライズショーツもそこは同じなのですが、ゴム部分にレースが配されていて、ゴムの圧が分散される感じがあり、ストレスフリーでした。
ブラの方も適度にホールド感があり、「さすが無印。細かい配慮があるなぁ~~」と思っていました。

※ただ、妊娠8か月になったら、お腹がもっと大きくなって内臓が赤ちゃんに圧迫されるせいかすっごく息苦しくて、ブラを付けてると息苦しさからつらくなってしまい、ブラは8か月頃から使えなくなってしまいました・・・。産休に入る直前、この息苦しさから会議中に具合悪くなり、早退したことも・・・。授乳期対応のブラだけど、出産後に息苦しさは解決するのか、このブラが使えるのか、ちょっと心配です。使えるといいんだけどー。



【妊娠後期】

モーハウス
授乳ブラで有名なお店だそうですが、私が買ったのはマタニティ兼用の授乳服ワンピース。

私の普段の仕事服は、スキニーパンツ+カットソーorブラウス+ジャケット、という感じで、特にボトムスはピッタリした服を愛用していたせいか、安定期に入った頃には早くもサイズアウト。

たまひよの通販で、マタニティ用のパンツやワンピースなどを3~4着買いました。
(このとき、ファッションが急に変わったことで、周囲の人の数人に妊娠を気付かれたのですが・・・。)
その中には気に入ってヘビロテしたものもあるのですが、基本的にはどれも、
「なんか生地が薄い・・・!?裏地も無い・・・!」
いや、安価だしね。安かったし仕方ないよね、と思って使ってましたが、あまり満足できませんでした。

通販じゃなくて実際に見て買いたいな~、でもスーパーの妊婦服じゃイヤだな~~、少し高くてもいいからちゃんとしたもの着たいな~~、と思っていて、産休に入ったときに、青山の”モーハウス”という授乳服の路面店に行きました。

どれもしっかりした生地で、服の縫製もきちんとしていて、仕事服を意識したデザインもあり、
「もっと早く来れば良かった~~」
と思いました。ここでワンピースを1着買いましたが、長く着れそうな感じ。やや高いですが、オフィスで着る想定で、もっと早くにこのお店に来たかったなーと思いました。
お店の人もすごくフレンドリーで、いろいろ相談もできます。しかもお店の人が赤ちゃん連れでお仕事してて、強いポリシーを感じるお店でした。


ユニクロ ブラトップ

(C)ユニクロ

さて、妊娠8か月頃にはマタニティ用のブラもキツくなってしまった件ですが、最終的に現在、ブラトップの”アンダーバスト部のゴムを切って”愛用しています。

産休に入った直後、大学時代の友人で現在育休中の友人の家に遊びに行ったとき、
「息苦しくてさ~~」
という相談をしたところ、
「わたしは”ユニクロ”の『ブラトップ』のゴム切って使ってたよ~~」

!!!
・・・というわけで試してみたらほんとにストレスフリー。

息苦しいのは息苦しいんだけど、ブラで締め付けられることもなくなり、だいぶ過ごしやすくなりました。
背中部分に1本、胸の谷間部分に1本、切れ込みを入れています。両脇部分に切れ込み入れてみたものもあるのですが、前後の方がいいみたい。

--------------------

マタニティライフの中で購入したものの中から、気に入ったものを挙げてみました。

でも、本当にこれって人それぞれで、例えば、他に特にマタニティ用のものとしては、『妊婦帯(マジックテープでとめるやつ)』も買って使っていたのですが、私にとっては「あっても無くても・・・?」という感じでした。でも、先の大学時代の友人や会社の先輩後輩は「腰痛が軽減された!!!必須だよね~~。」と言っていたので、人によるようです。

そもそも服に関しては、普段のパンツのボタンとチャックを開けて乗り切った!というツワモノの友人もいて、人それぞれです。

必要だなーと感じたときに少しずつ買っていくのが良さそうだなと思います。


  

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# by tsutsumi_t | 2016-11-21 14:55 | わたしのこと | Comments(4)

今週から休暇

今週から産休に入ることになりました。
これまでつわりもなく、妊娠前とほとんど変わらずに働くことができていましたが、ここ一、二週間で急に息切れや動悸がひどくなり苦しかったので、休みに入って少しホッとしています。

休み前の最終日はいろんな人に挨拶に行ったり、メールを送っておいたりしよう、と思っていましたが、片付けておかないといけない雑務や机の整理が想像以上に大変で、全く挨拶回りなどはできず…。
メールに返信したり、机の書類を捨てたりしているうちに、時間はどんどん過ぎ、終電になってしまいました。

昨日今日と家でぼんやりしながらも、やり残した仕事が頭を去来し、なんとも落ち着かない気分です。
しかし、こんな気持ちもだんだんと薄れていくのでしょうか?


------------------

職場には、同じ職種に女性は1割ほどしかいないため、妊娠が分かって以来、「妊娠を理由に周りに負担をかけたくない」と気を使いました。
周囲の人はある程度理解があり、ベテランの方が仕事の状況をチェックして親身にサポートしてくれるようになり、かなり働きやすい状況でした。
だからこそ、そうして支えてくれる方々をがっかりさせないようにしよう、という思いもあり、夜も21時22時まで残業し、妊婦健診は週末に行くようにして有休はなるべく取らないようにし、妊娠前と変わらないように心掛けてきました(休日に仕事を持ち帰ったり、徹夜したりするのはやめたので、後もう一歩無理して乗り越える…みたいなことはできなくなりましたが…)。

強いられたことではなく、自らそうしていたわけですが、これは幸いに、自分の身体がとても頑丈で、体調にトラブルが起こらなかったからできたことに過ぎません。(体調がそれを許さない妊婦さんもいっぱいいるわけで、気合いや心掛けの精神論ではない。)
それに、私が大丈夫でも、お腹の赤ちゃんは大丈夫なのかどうかは、自分ではよく分からず、そのあたりは葛藤がありました。夜遅くにお腹が張ったりするときは、お腹の赤ちゃんに対して申し訳なく思い、不安でした。

支えてくださる方々に感謝しつつ、でも思い通りに仕事をこなせないときもあり、いつも、会社の人にもお腹の赤ちゃんにも、申し訳なく思いながらの妊娠期間でした。


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とか感謝などしつつも、心の中でブツブツと考えることもあります。

職場は妊娠に対して理解がありましたが、とはいっても社員はみな忙しく、私の仕事を肩代わりできるはずもなかった、ということです。
仕事量は相変わらず膨大で、自分の仕事の作業は自分で片付けるしかありませんでした。
朝、体調が悪くても、会議に代わりに誰かに行ってもらうわけにもいかず、休めませんでした。
夜遅くに残業していると「早く帰るんだよー」と優しく声をかけてくれる人もたくさんいて、ありがたく感じていましたが、でも、そんなことしたら明日の会議の資料が無い、図面が期日に間に合わない、そんな状況でした。

私の仕事を引き継いでくれる人にとっては、純粋に仕事が増えるので、相当な負担です。
「迷惑だ」と言われることは無いけれども、明らかに既にオーバーフロー気味です。

会社の中は、誰も彼も疲れ過ぎている、と感じました。他人に配慮したくても、そんなことができないほど、企業人は疲れ切っています。


-------------------

私は、会社がもっと短時間勤務で働きたい人を受け入れればいいのにな、と感じています。
想定しているのは育児中の女性ですが、フルタイムで働くには不安がある人をもっと会社が受け入れれば、仕事を少しずつ分担していけるのではないのかな、と。

そうなるときっとデメリットもあって、それらの細切れの仕事を取りまとめる人が大変というのがありそうです。人に細かな作業を割り振り、上がってきた結果をチェックしてまとめる、というのはけっこう難しいことで、私もですが、苦手な人が多いように思います。
ただこれは慣れの問題だと思うので、超えられるハードルです。

短時間勤務は私の会社では三種類くらいの中から時間帯を選択でき、三年ほど使うことができるのですが、
そもそも始めからそういう契約で雇う人があってもいいのでは…?
時間帯ももっと幅広く設定できたらいいのでは…?
年数に制限無くしたら…?
などと感じています。


-----------------

さて、これから毎日休みで、私は初めての妊娠なので、出産までほんとうに急に暇な日々になります。
うっかりしているとダラダラしそうなので、何か今までやったことないこと、そう、例えばベビーグッズを手作りしてみるとかしたいなぁ…と思っています。
(こないだ友達の家で、手作りのスリングを見て以来、そんな気持ちがムクムクと。)

劇場にはしばらく行けなくなりそうですが、このブログもカテゴリを何か増やして、続けていきたいところです。


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# by tsutsumi_t | 2016-10-25 23:09 | わたしのこと | Comments(2)

英国ロイヤルバレエ『ジゼル』 2016年6月26日(日)

3年にいっぺんくらいでやってくる英国ロイヤルバレエの日本ツアー。
今年は『ジゼル』と『ロミオとジュリエット』。
『ロミオとジュリエット』は役も多くて、主役以外の見どころも多いので、「あ、あの人があんな役に!」みたいな楽しさが味わえそうだなぁと思いましたが、ロイヤルの『ジゼル』は観たことがなかったこともあって、迷った挙句、『ジゼル』にしました。
気品あふれる長身のムンタギロフで見たいなぁと思ったものの日にちが合わず残念でしたが、こちらも大好きなカスバートソン&ボネリ組で観てきました。もちろんボネリは舞台に出るだけで華やかかつ憂いがあり、明るい雰囲気のカスバートソンも1幕のジゼルに合いそうだし、2幕でどのように変身するかなぁと思いながら、楽しみにしていました。

ダンナさんと一緒に昼ごろ上野へ向かい、お昼を食べてから東京文化会館へ。
何度来ても心うきうきする東京文化会館。
プログラムを買い、階段を上がって席に座り、ダンナさんとふたりでプログラムをめくる。今回のキャストは、こんな感じ。

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ジゼル; ローレン・カスバートソン
アルブレヒト; フェデリコ・ボネリ
ヒラリオン; ベネット・ガートサイド
ベルタ; エリザベス・マクゴリアン
ミルタ; 小林ひかる

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村人のパ・ド・シスの中に、今回ツアーの直前にプリンシパルに昇進したフランチェスカ・ヘイワードが出ていて、ちょっと美味しかったです。肌が少し浅黒く、小柄でキュッと引き締まったダンサーで、舞台に出るとパッと目を引きます。(高田茜さん、平野亮一さんのプリンシパル昇進も日本ツアー直前に発表されて、すごく盛り上がりましたね^^)
また、小林ひかるさんの産休からの復帰も話題の一つ。ご主人のボネリと同じ舞台上にいるのは何気に初めて観るかもしれません。小林さんは、踊っている最中にヴェールが落ちてしまうというハプニングがあったのですが、無理に拾うことなく一通り踊ってから、ウィリたちを呼び寄せる段階で、ゆったりとヴェールを拾い、腕にふわりとかける。
「あれ?こういう演出だったのかも?」
と思ってしまったほど自然でした。さすがです。
キーンと冷たい風情も、小林さんの醸し出すオーラとぴったり。素敵な踊りでした。

そして、カスバートソンとボネリ。
2幕でアルブレヒトが白い花を抱え、うなだれて森へ歩いてくるシーン。ボネリで観てよかったーと思いました。喜劇ならマックレーとかで観たいけど、悲劇だったらボネリよね。。哀しみにくれる姿があまりに美しかったです。

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1幕のジゼルの狂乱シーンについて、プログラムに載っているデイリー・テレグラフ紙の、振付家ピーター・ライトへのインタビューでは、
「私はこれば、ジゼルだけでなく、全員にとっての狂乱の場であって欲しいのです。村全体が、混乱に陥るということです。」
とライトは述べており、それが効果的に表現されていると思いました。
村人たちや公爵たち、ジゼルの友人といった、背景のような人々まで作り込まれていて、全体が渦巻きに襲われていく。
特にアルブレヒトに裏切られて正気を失ったジゼルが自らを刺して息絶えてた瞬間から、ジゼルと母親のベルタを残して皆が散り散りになって、幕が降りるまでがすごい。

混乱の中でまずは、公爵たちが関わりを持つまいと、足早に立ち去っていく。
村の老人たちも不気味なものを見たかのようにそそくさと立ち去っていく。
アルブレヒトがヒラリオンと揉めている間にも混乱した村人たちが散り散りに走り去っていき、ジゼルに寄り添っていたジゼルの女友達も、アルブレヒトに押し退けられると、怒りを露わにし走り去っていく。
放心していたベルタがよろよろと立ち上がり、ジゼルの亡骸にすがりつくアルブレヒトを突き離す。
アルブレヒトは従者にマントごと無理やり引き離されて連れ去られていく。
ヒラリオンもベルタに拒絶され泣く泣く立ち去る。
そして最後に、ジゼルの亡骸を抱いたベルタが独り残り、幕が降りる。

舞台上の誰もが偶発的に動いているように見えながら、きっと何度演じても同じように再現できるのではないでしょうか。一人一人に与えられた、混乱の演技があるのでしょう。
混乱の絶頂から、最後のジゼルとベルタの孤独な姿までほんの1分。
踊りも無いし、美しい場面でもないけれど、ショッキングな場面を主要登場人物人物の動きだけで説明するのではなく、背景のような脇役たちが場面全体を創り上げている強烈な場面です。


ちなみに、ライト版の狂乱シーンは、YouTubeで見ることができるコジョカル&コボーの映像とほぼ同じ。村が混乱に陥るのは7:09あたりから。




英国ロイヤルバレエはこういう芝居の場面が上手だな、と思います。
振付家は違うけど、マクミランの『ロミオとジュリエット』における広場での乱闘シーンも、こんな風に背景の人々の芝居が面白いシーンです。また『白鳥の湖』のような舞台でも、1幕1場ではこうした背景の人々の芝居が凝ってて見飽きないです。
英国ロイヤルバレエの持ち味だとつくづく感じます。
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# by tsutsumi_t | 2016-07-23 22:09 | ダンス | Comments(0)


バレエ、ダンス全般、建築についてのブログ。


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プロフィール

Tsutsumi Komiyama

Mechanical engineer / Architect

建築学科を卒業、日本の建築設計事務所で働いた後、2011年に渡英。
バレエやダンス全般の観劇についてここに記しています。
メールは、
tsutsumi.tana@gmail.com
までお願いいたします。

(追記)2013年4月に日本に帰国しました。

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